実は日本初だった、マイナス金利政策の導入

先日から続いている話題の中で今、不動産業界を始めとした経済の歯車で大きな革新的政策が導入されて効果が期待されていたものがある。それはマイナス金利というもので、これを導入すれば今後経済において、従来の量的・質的緩和の限界を示すだけでなく、それらを含めた3つの次元にてさらに金融緩和を進められる、そう考えての決断だった。ただ当初、現総裁である黒田氏はマイナス金利政策については否定的な見解を示していたので、多くの投資家や経済アナリストなどはまさか一転して意見を変えるなど、急転直下するほどの驚きを隠せずにいられないほどだという。それだけの影響もあって、これから先少しでも経済的な影響があるのではないかとも言われています。

ですが遠いイギリス、ロンドン在住の現地投資家たちからはこのような発言をされた。

『ようこそ、マイナス金利の世界へ。 でも効果は期待するな』

意味深すぎる言葉ですが、まさにその通りだったという現実が予期されているのです。

さて、マイナス金利云々と言われているものの、政策自体について正しい知識と効果、そして導入することで何が起こるのかと、色々と考えなくてはいけないことがたくさんあります。ですが、それらを正しく理解出来て、さらに内容を把握している人がどれほどいるかとなったらかなりの少数派になるのでは。経済関係の問題はただでさえ難解な仕組みとなっているので、用語1つとってもまずは意味の解釈から初めて行かなくてはいけません。

そこでまずは、マイナス金利とはどういうものなのかについて紐解くところから始めていこう。

マイナス金利、概要

マイナス金利を理解するためには、まず私達が普段利用する銀行の預金に置き換えて考えることが出来ます。通常預金をしていればその額に応じて利子が銀行から付きます。かつての日本では利子が相当付いていたと話す人も多いが、今となっては利子など付いているのを見たことがないという人も結構多いのではないでしょうか。額が多ければ多いほど利子は付与される可能性はあるものの、それでも目に見える変化が伴うケースなどほとんどないケースだ。

そんな利子の話にも繋がることで、マイナス金利政策が導入されたことで今すぐ、という程ではないが将来的に預金している我々が代わりに預金しているだけの利子を銀行に支払わないといけない、そうしたデメリットが発生してしまうのです。理不尽だ、なんて考える人もいるでしょう、至極正しい意見であることに違いない。ですが今回のマイナス金利政策では主に、日銀と各金融機関との金利における話となっているので、直接的な影響を及ぼすことはないのがまだ良いでしょう。預けているお金に対して利子が発生して搾取される、なんてことを容認したくない人もそれなりにいるはず。

ですがこうでもしないと経済循環が立ち行かないとする判断の下、遂行されたのでそれだけ財政事情が良くないことの現れなのでしょう。

影響を考える

マイナス金利を導入することで当然、我々消費者は勿論、その他この日本を軸として活動している各種企業も影響を受けることになります。中でも黒田総裁が語る、不動産業界についていえば他人事ではないため、業界に身を置く人は常に最新の情報を取得していなければなりません。では不動産業界以外で、他にどこが影響を及ぼされているのかと言うと、こんな業界も傍観者で入られないのです。

  • 好影響 - 航空業界・観光業界
  • 悪影響 - 銀行・保険業界

航空業界と観光業界にすれば金利の引き下げにより、円安となって海外からの観光客が増えて益々繁盛していく一方だ。中国人の爆買いなどが良い例でしょう、ただこれもいつまでも持つかと言われているのが現状なので、良いことばかりではないと覚えておくと良い・

逆に悪影響となるものの中で意外と思った人もいるかもしれませんが、銀行はあまり好ましく思えない政策だ。金利が低くなればその分の収入が減少してしまう、だからこそ預金者に対して利子を提供してもらうという仕組みになるのです。しかし悪いことばかりでもないのだ、その理由は銀行は以前から日本銀行に借入をしているので、その分の利子がなくなると考えると納得できる側面を垣間見せていた。

保険業界については、元来契約してもらう保険は期間も長いことから、そうしたプランを今後は契約できないようにしようと動き始める保険会社も出てきてしまっている。事実、マイナス金利政策の登場は90年代後半から00年代において巻き起こった、大手生命保険会社の経営破綻事件以来の事故が起きるのではないかとも懸念されているほどだ。

業界によっては好意的に受け入れられる部分もある反面、逆に頼むからやめてくれと嘆く声も聞こえてくる、ありがちな光景なので中々にシュールです。

マイナス金利は毒薬?

現在のところマイナス金利は-0.1%となっているが、将来的に-2%まで引き下げられるのではないかとも言われている。しかしそれも仕方がないことと強調している辺りが少々怖い部分でもある。本当に成功するのかと考えているのかと思ってしまうのは、素人でもまず間違いなく思うところだ。業界に詳しければ詳しいほど警鐘を鳴らしている専門家も多くいます、彼らに同調するならマイナス金利という方法で日本経済がより活発化する、とは言えないと訴えている。

導入すれば劇薬として作用してくれる、そう考えての判断だったかもしれません。だがある者はマイナス金利は毒薬にすぎないと語るばかりだ。それもそうだ、世界的に見てもマイナス金利によって経済循環が豊かになり、繁栄した国などそもそもないのです。では苦渋の決断だったのかと言われるとそうでもない、自身を持ってこれで日本は大丈夫という意味合いに近い力強さで強調している辺り、本当に大丈夫なのかよと不安しかよぎらない人がほとんどではないでしょうか。どうしてこうなった、そう思ったところでもう取り返しの付かない展開になるのではと危惧する人は急増中と睨んで良いはずだ。